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2014年5月 5日 (月)

「八雁」2014年5月 №015

編集発行人は、阿木津 英さん。

前号から気になりだしていた「忌野清志郎試論」を真っ先に
読む。筆名は、〈鳩虫〉さんが書いている。
短歌と関わりがないようなタイトルだが、どうしてどうして、
深くて奥行きのある文章だ。その考察がいとも自然で味わいが
ある。

   短歌は近代的な読書の閉鎖性から自由ではない。
   けれども、歌の作り手が、「われ」の身体性を歌の中に
   刻印し、その身体性をなにか別の存在へと分け与える
   ことができたならば、「われ」を詠いながら「われ」の限界を
   大きく超え出て、広々とした世界を獲得することができるのかも
   しれない。

ね、スゴイでしょ。感覚的にもこの鳩虫さんの文章、好きだな。

ところで、忌野清志郎は3年前の2009年5月2日、58歳の若さで
亡くなった。今日の朝日新聞の「声」欄に投稿されていた、
「清志郎さんならどうしました?」の文に、「民主主義の国」である筈の
現在の日本、これからの日本のゆくすえを思ったりした。


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