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2014年8月 3日 (日)

『生涯現役』 吉本隆明  洋泉社

2006年に出版された、インタビュー集である。聞き手は今野哲男。

吉本流「老いの処方箋」の帯が付いている。
インタビューを纏めたものゆえ、おのずと、吉本のべらんめぇ口調が伝わってくる
一冊となっている。

   人間は自然に老いません。放っとくと、自然以上のスピードで老化するんです
       つまり、仕事がなくて金があって悠々自適するって状態を考えると、
       非常にいいように思えるけれど、それはとんでもない間違いであって、
       あくせくまだ働かなくちゃなんねえかとか、俺はこういうことについて
       やらないと駄目だとか、そういうことと生活ってことがからんだような
       ことなんでしょうけど、それをもっていないと、老齢期になったら、階段を
       降りるようにがっといきますね。


   他人は自分の思ってるほど自分のことを考えてくれてるわけじゃない

   老人の幸福なんて、俺には関心がない

   老人は死と生の間で、死と生の両方を見ている


納得しながら読んだ項目を挙げてみた。
「放っとくと、自然以上のスピードで老化する」なんて、コワイ。
じゃあどうすれば老化を遅らせるか…吉本流の処方箋が書かれている。
他の項目も掛値なしのホンネで語られた言葉は、じわじわと身に沁みてくる。
手に取って、お読みあれ。



  *****
金曜日に骨折した母は意外と元気だった。
ベッドの柵に手首が嵌まった?のか。骨がもろくなっているのだろう。
今日は、車椅子に乗せて外を少し散歩。
田んぼの稲を見て、何か心が動いたみたい。
もうすぐ、お盆だから、元気でいようね。
 

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