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2014年12月 2日 (火)

『紙の月』 角田光代  ハルキ文庫  

文庫カバーの上から、宮沢りえの映画用の特製カバーの掛かったハルキ文庫。

漸く読み終えました。

先に映画を観て、後から原作を読むと、どうなんだろ。
(映画の方は理解しやすいように、銀行を中心に纏めていたみたい。)



41歳の契約社員、梅澤梨花が勤める銀行から1億円を横領するストーリー。
友人の中條亜紀・岡崎木綿子らのの生きかた(金銭感覚)も交えながら、
重層的な扱いをしている。



梨花はいったい何がしたかったんだろう。
何が欲しかったんだろう、と思う。



     私は私のなかの一部なのではなく、何も知らない子どものころから、
     信じられない不正を平然とくりかえしていたときまで、善も悪も矛盾も
     理不尽もすべてひっくるめて私という全体なのだと、梨花は理解する。
     そして何もかも放り出して逃げ出し、今また、さらに遠くへ逃げようと
     している。逃げおおせることができると信じている私もまた、私自身
     なのだと。




wobbly
今日はとても寒かった。
リビングはそれでも暖かいが、今、わたしの部屋の室温は20度。
今年は、わたしの部屋用に小さな電気ストーブを買った。
寒さ対策にネックウォーマーを2本買った。


冬の月は、澄んでいて綺麗。
昨夜は、雲のあいまから時々見えた。
今夜も見えるかしら?

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