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2014年12月12日 (金)

「亜麻」 中城ふみ子同好会  亜麻の会

2005年11月発行の第二号だが、奥付を見ると第3刷発行で2014年3月と

なっている。52ページほどの冊子が、第3刷まで増刷されていることの意義を思う。

それは、今もなお、中城ふみ子の歌を愛する人たちが多くいることであり、何より

中城ふみ子同好会の方々の熱意と努力でもあろう。




この冊子は、没後五十年に因んだ記念行事の記録をもとに纏められている。
表紙には、中城ふみ子が制服(帯広高等女学校)を着て、テニスのラケットを
持っている珍しい写真が掲げられている。

記念行事は、菱川義夫の講演記録「自由への口づけー中城ふみ子」。
他に、会員たちのエッセイがおさめられている。

この同好会の設立は、平成13年(2001)4月で、会費は月額1000円となっている。

 
      本会は中城ふみ子に関心を寄せる会員の学習の場であるとともに
      会員相互の親睦をはかり、あわせて歌人「中城ふみ子」の普及・
      文化の発展と継承を目的とする。

大正11年(1922)11月25日帯広に生を受けた中城ふみ子は、昭和29年(1954)8
月3日、乳癌のために亡くなった。享年31歳。亡くなる同年の『短歌研究』4月号で
第一回五十首詠が第一位入選となっている。それから僅か4ヶ月のいのちであった。



中城ふみ子は、離婚後の恋愛や、乳癌という病を隠すことなく詠い放った。
それゆえに、また、万人の心を捉えたともいえる。ふみ子がその子どもたちを
うたった歌は、哀しくもせつない。



xmasxmasxmas
2001年11月、北海道旅行をしてわたしは帯広を訪れた。
当時は、この同好会が出来たことも知らず、中城ふみ子の歌碑を探しまわった。
歌碑は2つあり、一つは緑ヶ丘公園のなかに建っていた。

      母を軸に子の駆けめぐる原の昼木の芽は近き林より匂ふ


もう一つは、護国神社境内にあった。(なんで、護国神社なのかしら ? と、思ったが…)


      冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか



xmasxmasxmas
と、いうことを思い出したのも、Hさんから北海道土産 ? として、昨日この
冊子を頂いたからだ。北海道立文学館に行かれたようで、羨ましい。
そういえば、ここに中城ふみ子が常設展示されているのか。


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