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2014年12月17日 (水)

『詩に踏まれた猫』 清水 哲男  出窓社

漱石の「猫」ってなに種の猫なの ?  朔太郎の「猫」はどうして青いんだろう?

日本文学の名作・詩に登場するネコを暗闇のなかからじっとみつめる詩人の

眼光は鋭い。 (帯文より) 1998年2月刊行。


今日は久留米まで出掛け、その足で義母のグループホームへ。
そのために電車のなかでの読み物として、連れ合いの書棚よりこの1冊を
持ち出した。全国的にひどい雪のようだが、博多は皆無。それでも
風はひゅうひゅうと、檀一雄の俳句の「モガリ笛」のごときであった。


途中、原田を過ぎて基山あたりでは屋根にうっすらと雪が積もっている。
田んぼの畦にも雪が。そして、はらはらと降り出した雪、今冬はじめて見た
雪であった。




さて、『詩に踏まれた猫』には、猫について書かれた詩を紹介している。
萩原朔太郎の「青猫」は、トップバッター。諏訪優・北村太郎の詩も採り
上げられており、なるほど、なるほどと読む。


      猫好きは陰険で、犬好きは陽性なんていうのは俗説までいかぬ
      謬説(びゅうせつ)である。人間を猫型、犬型に分けるのだっていい
      加減なものだ。ようするに、生まれつきであって、猫きちがいの人間も
      犬きちがいの人間も、きちがいとなりゃあ、どちらも同類である。ーー略

 
この書の孫引きで申し訳ないが、北村太郎の「猫について」の文章だ。
そうだ、そうだ、と思う。
まぁ、わたしはどちらも好きですが、猫関係の本を読むのが、より好きかな。
まだ、半分くらいしか読んでいないのだが、伊藤比呂美の「ネコの家人」が
面白かった。




cat
帰宅して、
京都の千枚漬が届き、「お酒に合うから」との、お勧め通りすこし飲む。
舞妓Haaaanになった M さんの後日談をききたかったけど…

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