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2015年1月24日 (土)

夭折の歌人  笹井宏之(筒井宏之)さんの今日は命日

        平和とはでんがくのこの大根のぬくみのようなものではないか

                               佐賀新聞 (2007年1月25日付)

           戦後の日本では、「平和」は「戦争」の対語として認識され、
           個人が普通に生活できる「小さな平和」や「個人の安らぎ」
           などは犠牲にされてきた。東日本大震災を経て、多くの人が
           そのことに気付いたようだ。この作品は「身の回りのささやかな
           平和が積み重なれば、本当の平和になるのではないか ? 」と
           問いかけているのだろうか。
 
                               佐賀新聞 読者文芸選者
                                         塘  健





        冬ばってん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちやんいつもうたひよつたろ

                               佐賀新聞 (2006年12月7日付)



           「浜辺の唄」は日本の古い唱歌。今どきの曲と比べると、ゆっくり
           したテンポに感じられるが、本来、人間はこのぐらいのペースで
           歩くのが心地よい。つまり、この選曲にも意味やメッセージが込め
           られており、何の曲でもよいわけではないのだ。作品を構成する
           モチーフ選びにもセンスの良さが光る。
            前述の「平和とは…」の優しさ、温かさはこの作品にもつながって
           おり、2作品の取り合わせは秀逸。飾り立てずとも、振り返らざるを
           得ない歌の仕立てになっている。
                                佐賀新聞 読者文芸選者
                                         塘  健




2009年1月24日、26歳で永眠した笹井宏之さんのきょうは命日。
笹井さんを偲び、2012年2月28日付の佐賀新聞を紹介した。黙禱。

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コメント

宏之の歌をご紹介いただきありがとうございました。
また、『些細』のブログにも温かいコメントを頂戴しありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

筒井孝司 和子

筒井さん、ブログをお読みくださり、ありがとうございます。

今年は、笹井さんの7回忌だったのですね。

笹井さんの歌は皆さんの胸中ふかく残っています。

笹井さんの歌を読んだり、呟くときは、こころが穏やかになります。

どうぞ、ご家族さまのご平穏をお祈りしています。

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