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2015年3月21日 (土)

日本現代詩人会西日本ゼミナールin福岡

西鉄イン福岡にて開催されたゼミナールに歌友らと出席した。

130名強の参加者。「短歌と詩、その相似と相違について」が語られた。

歌人側からは、穂村弘・東直子さん。


穂村さんの過激 ? な、フレーズを期待していたら、のっけから
「現代詩は、読み手を拒んでいる。通俗性、ポエム性を拒んでいる。」との発言あり。
その発言の下敷きには、昨今の口語短歌などは、通俗性やポエム性を孕み、
内包しているということか。その善し悪しは別として、読者離れをしていく「詩」ということが考えられる。


短歌と詩の壁が存在するとしたら、定型と非定型という〈かたち〉に、
その要因の一つがあるとも言える。文語定型の短歌だと、共通認識があり、
理解しやすい。一方、詩の場合はどうなのか。




谷川俊太郎が、「短歌は演歌だ」と言ったという発言があったが、
情動に従って、感情をべタにのせることが「演歌」になってしまうのか。




結社の問題に触れても語られたが、短歌や俳句に「結社」があり、
詩や小説の世界には「結社」は無い。それはなぜか。




まぁ、いろいろと議論されたが、詩人の北川朱実さんが「違う世界を見ることに
よって、世界も広がる…」と、纏めてくださった。




休憩をはさんで、4人の朗読。
東直子さんの朗読に聴き惚れた。彼女はマルチ才女 ? だと、つくづく思う。
歌人は勿論だが、小説を書き、絵本も書く。


『いとの森の家』にサインをして頂いたが、さらさらとすてきなカットを添えてくださった。
そういえば、この小説の装画も東さんが描いている。




懇親会に出席せず、わたしたち8人はWatersite.OTTOで、お茶をした。
夕映えの街を眺めながら、今日のゼミナールのことや、歌のことを語りあった。

シフォンケーキが美味しかった。

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コメント

楽しい一時を共有できたのであれば幸いです。
ご参加ありがとうございました。
皆様の朗読それぞれに面白かったのですが、確かに
東さんのはスリリングであり、心地良くもあり、また楽しくもありでした。
詩と短歌、さまざまな機会にお互いを考え、見つめることができたらいいのではと思います。
重ねて感謝申し上げます。

お疲れさまでした。

ゼミナール、出席して良かったです。皆さんもそのような感想でした。

「ことば」をだいじに使いたい、というか、「ことば」のだいじさを改めて思いました。

準備、大変だったことでしょう。前日に申し込んだ人の名前まで名簿に記載されていて

お仕事のはやさ、さばけるのに感嘆しました。

そして、何より「資料」を皆さん喜んでいました。ありがとうございました。

また、あのような機会があれば、お声を掛けてください。

                                     miyoko

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