« 題詠歌会 | トップページ | 『石原吉郎詩集』 現代詩文庫 思潮社 »

2015年3月28日 (土)

馬酔木(あしび)の花

ツツジ科の常緑低木で、壺状のスズランに似た白い小さな花が咲く。

最寄りのJRの駅のいつもは中央階段からのぼるのだが、左の階段下に一本この

木がある。遠くから見ても咲いていることがわかり近寄ってその花を見た。

愛らしい花である。名前の字があらわすように、馬が食べると酔っぱらったように

なるらしい。日本名のあしびは、「足しびれ」の略とか…。


万葉集にはこの花が10首ほどある。そのなかの1首。



      池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入(こきい)れな

                     大伴 家持 (万葉集 巻20-4512)




俳句では、
            馬酔木咲く金堂の扉にわが触れぬ   水原秋櫻子

            春日野や夕づけるみな花馬酔木    日野 草城




そして、わたしの宮崎での拙歌。


     予祝するごとくに咲ける花馬酔木日向(ひうが)の里にひかりはみつる

                       『夢の器』(ながらみ書房 1992年6月)


cat  cat
福岡の桜は5分咲き…明日はお花見。

« 題詠歌会 | トップページ | 『石原吉郎詩集』 現代詩文庫 思潮社 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2032066/59438907

この記事へのトラックバック一覧です: 馬酔木(あしび)の花:

« 題詠歌会 | トップページ | 『石原吉郎詩集』 現代詩文庫 思潮社 »