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2015年4月18日 (土)

「大分青南短歌新聞」平成27年4月号 (第205号)

別府の高木正さんが発行している新聞が届いた。

高木さんがこの新聞の発行をはじめたのは70代半ば。それからかれこれ

17年の月日が経つ。90歳を越えた高木さんがおひとりで今もこの新聞を発行している。


歌誌「青南」に所属する人たちの地方の新聞といえ、この新聞を愛読している人たちに

とって、今年いっぱいで廃刊となるのはとても残念に思われる。




今号では、土屋文明の「雪の小鈴」の歌に触れて、川蔦一穂さんが『土屋文明草木歌』
(猪股静彌著)を参考にして一文を寄せている。「雪の小鈴」とは、どうもスノードロップの
花のようである。『青南後集』『小安集』『続々青南集』のなかから、この歌を抽出している。


スノードロップは、まだ雪のあるうちから咲きだすので、マツユキソウや
ユキノハナの和名がある。花が下向きに咲き、一見スズランに似ている。


       ベルリンよりの雪の小鈴といふ花は小鹿(をじか)の角(つの)の
       ごとく芽生えぬ
                         土屋 文明 『小安集』

文明が命名した「雪の小鈴」も、むべなるかなと。



この新聞の読み物に触発されて、昨夜は『方竹の蔭にて』(土屋文明 筑摩書房 1985年)
を書棚より抜き、読みはじめた。この書は、西日本新聞に連載されたものが収められて
あり、九州のさまざまな地名やそこでのエピソードが綴られている。



それにしても高木さん、あと半年がんばってください。
みなさん、たのしみに新聞が届くのを待っています。
わたしも待っています。

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