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2015年5月20日 (水)

楝(おうち)の花が咲いていた

      妹が見し楝(あふち)の花は散りぬべしわが泣く涙いまだ干(ひ)なくに
                            山上 憶良 (万葉集 巻五)

山上憶良が、大伴旅人の妻(郎女)の死を悲しんで、あたかも自分の妻を

悼むような心境になって詠んだ歌である。筑紫の国、大宰府が舞台。

わたしの涙の未だ乾かぬうちに、妻が生前喜んで見た庭の楝の花も散ることで
しょう。



大きな楝の木が2本あった。薄紫色の花をつけていた。
遠目にも「あ、楝だ」とわかる花の姿。


センダン科の落葉高木である。別名、センダン。
今年もこの花に出会うことが出来た。






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今日は、久留米の教室がすんで義母の所へ行った。
クローゼットの衣類を入れ替え、義母が夕ご飯を食べ終るのを
待っていた。見ると、半分しか食べていない。


わたし「食べさせてあげようか」
義母 「うん」


スプーンで食べさせてあげると全部食べてくれた。
介護士さんから褒められた義母。


帰ろうとして「また来るけんね」とわたし。
「また来てくれんの」と、義母がくしゃくしゃの顔をして言う。




夕方、7時過ぎ、筑後平野の彼方の山並みに真っ赤な太陽が沈んでいった。
胸のあたりがしめつけられるような美しい夕焼けだった。



そして、7時半、細い細い月が出ていた。

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