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2015年6月22日 (月)

『猫本屋はじめました』 大久保 京  洋泉社

日本初の猫本専門インターネット書店を開いた大久保 京(女性)店主のエッセイ。

真っ赤な表紙に「書肆 吾輩堂」のロゴが印象的。

加えて、小判柄の袴を着て、両手をつき、畏まっている猫(国芳の絵)は、

まるで口上を述べているかのようである。



さてさて、この吾輩堂の店主こと著者は、2010年12月31日勤めていた会社を退職。
2013年2月22日(猫の日)に開業するまでのてんやわんや(紆余曲折?でもないか)を
面白おかしく綴っている。苦労もあっただろうけど、たのしく読めてしまうのは、やっぱり
猫に対する「欲望と妄想」(吾輩堂日記)がいちずなゆえか。



cat  cat

しかし、まぁ、「猫本」のあまりの多さにタジタジ。

巻頭の猫本の写真を眺めているだけでたのしい。

そして、吾輩堂の猫店員の4匹の佇まいの品の良さ。彼らによってこのお店は

成り立っている?やも。


巻末の「猫本」のリストは国内はもとより海外の作品まで網羅されており、感服。

わたしはこの中のほんの一部しか読んでいないことに愕然とした。

「猫本」は、奥が深いぞよ。



それにしても、これから起業をなさるかたはこの著者の姿勢を学ぶべし、だ。cat


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