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2015年8月25日 (火)

『あん』 ドリアン助川  ポプラ文庫

河瀬直美監督で映画化された原作。

映画は、6月19日に観たのだが、原作を読んだままブログに載せていなかったので

備忘のために書き込む。




アルバイトの求人の貼り紙を見てやってきた徳江。

千太郎は、どら焼きのお店「どら春」の店長なのだ。

徳江が高齢のこともあり何度も断る。断られてもふらりとやって来る徳江。

そんな徳江に根負けしたように雇い入れる。

どら焼きのあんは今まで業務用を使っていたが、徳江があんを煮る。

そのあんは美味しくて、評判になりお店は繁盛する。しかし、いいことは長く続かない。





徳江が元ハンセン病だということが噂になってしまい、客足が途絶える。

徳江もそれと察してお店をやめてしまう。働きたかった。社会との接点を持ちたかった

徳江の夢は無惨にも絶たれてしまう。





1996年に「らい予防法廃止法」が施工されるまで、感染を防止するという名目で、
隔離政策が維持されてきたハンセン病。
ハンセン病は、日常生活を共にしても感染するような病気ではない。



ハンセン病というだけで、社会から隔離され、罪人のような扱いを受けた患者たち。
根治しても、社会の因習は根強い。

生きるかなしみ、生きる意味。

生まれてきてよかった、と思える人生を送りたい。

あなたに会えてよかったと思えるひとになりたい。


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