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2015年9月12日 (土)

『ヨーコさんの“言葉"』 佐野洋子 文 北村裕花 絵  講談社

痛快なメッセージに笑い、そして、心がやさしくなる。


北村裕花の絵が一段と「ヨーコさん」のメッセージを生き生きと伝えてくれる。





           その1  才能ってものね

           その2   出来ます

           その3  ハハハ、勝手じゃん
          

           その4  大きな目、小さな目

           その5  神様はえらい

           その6    あ、これはダックスがお父さんだ

           その7    腹が立っている時は…

           その8  こんく゜らかったまま、墓の中まで

           その9  段々畑を上がっていった家にお嫁にいった






全9章なのだが、いずれも佐野洋子のエッセイの言質と違(たが)わない。
わたしが佐野洋子を好きなのは、彼女のブレナイ言質・生きかたのように思える。


「大きな目、小さな目」では、「やっぱ、うちの子たち、あの頃は天才だったね ! 」と。


その8の「こんぐらかったまま、墓の中まで」のメッセージがことにいい。






           若いということは

           残酷で鈍感なことである。

           私は十九の時、

           三十過ぎた人を見て
   

           人生何の楽しみが

           あるのだろうかと思った。ーー略


           ーー略

           泣き泣き人の迷惑をひきうけ、

           泣き泣き人に迷惑をかける。

           これは大変なことであり、

           精神力と体力と

           経済力のかぎりを要求されるが、ーー略


これ以上、勿体ないので引用しない。
ぜひ、お手に取って、読んでほしい。泣けてくる…








cat    cat

国勢調査が来た。
インターネット回答の利用案内を頂いたので、おそるおそる試してみたら、
あら、意外に簡単。わたしが出来るくらいだから、大丈夫。あなたにも出来る。

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