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2015年11月14日 (土)

『香川景樹と近代歌人』 さいかち真 著    続

香川景樹の評価を問い直した一書といえる。

香川景樹は、1768(明和5)年 〜1843(天保14)年の文化・文政時代の代表的な

歌人・学者の一人である。

代表歌集『桂園一枝』(けいえんいつし)、他に『土佐日記創見』(「古今和歌集」と

紀貫之について)・『新学異見』(にひまなびいけん)がある。




著者は、景樹の歌の近代歌人(窪田空穂・半田良平・太田水穂)などの読解と抄出に

触れつつ、「事につき時にふれたる」景樹の歌の良さに論を尽くしている。



それは取りも直さず、正岡子規の発した批判を払拭するべき熱意であり、努力でも

あろう。

近代歌人の見直し、掘り起こしがこのようなかたちで成されたことの意義は

大きい。それが即、一般の読者、歌人たちに伝わらないとしても、

このような地道な研究はだいじだと思う。







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雨の土曜日。

連れ合いは、琉球泡盛「菊之露」30度を呑んでいる。嗚〜呼 ! !

 

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