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2016年10月21日 (金)

ノンフィクション「いのちのかぎり」もとむら和彦  『季刊午前』

『季刊午前』(第54号)が届いた。

巻頭に掲載されていたノンフィクションを先ず読んだ。

作者の妻君が約半年間の闘病を経て、七十七歳で昨年12月、他界した

前後のことを詳細に記している。





「骨髄異形成症候群(MDS)」という病名に翻弄された半年間の物語である。

妻の入院してからの日々の不安、妻不在の家庭の空洞を作者がいかに

くぐり抜けたか、等々。 身につまされることばかりだった。

一章の小題の「妻の入院と私の覚悟」の〈私の覚悟〉のノンフィクションでも

あったと思う。

昨年の12月にわたし自身も姑を亡くしているので、ひとのいのちの瀬戸際、

そして、看取る者は何をなすべきなのか、そのあたりが実感と共に迫って

きた。

お葬式の手配、いつどのように進めればいいのか? など、当事者だけの

迷いがある。お葬式は作者を含めて11名の火葬式を行っている。

そして、作者は海洋葬の散骨という方法を選んだ。







このあたりの〈私の覚悟〉が伝わってくる一篇だった。

この一篇で知ったのだが、「能古島沖の海洋散骨」に心が動く。

能古島の象瀬の沖、東経130度、北緯33度にわたしの骨も……と

思うのだが……でも、わたしはエンディングノートなどは、書かない。






『季刊午前』の小説の「窮屈なはなし」西田宜子・「涙のペンダント」田中圭介

「風の交差」島九十九・「虫かご」田島安江・「山の日記」井本元義を読了。







      

これから午後は香椎まで。

4日続けての外出でエネルギーが不足気味。

充填しなければ……

     

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