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2017年1月16日 (月)

梅の花と翡翠(カワセミ) 小石川後楽園

梅の花を観に行かばやと思い、上京の折に小石川後楽園を散歩した。

飯田橋駅で下車すれば、歩いて行ける距離。


俳句の季語では、「観梅(かんばい)」は春。

しかれば「探梅(たんばい)」ならばと歳時記をを開くと、これは冬の季語。

だけど「探梅」は、山野を歩き回るのが、本来の探梅行らしい。

名所とされる梅林の花が咲き乱れているのを観るのでは、少々「探梅」とは

いえない、とか。

しかし、14日の土曜日は「探梅」にふさわしく、梅の花が咲き乱れるのでは

なく、園内を梅の花を探し歩いた感じなり。





ここの園の梅には、名前の木札が下がっているのがうれしい。

大盃(おおさかずき)・光圀(みつくに)・冬至・唐栲・小梅・やえかんこう・

白滝枝垂れ・青龍枝垂れ・くれはしだれ・道知辺 等々、30種類ほどの

紅梅・白梅が2月上旬には満開?。






大盃の紅梅を写真に写し、まだ若木だったがみごとに咲いていた

光圀の白梅にシャッターを押す。光圀は号を「梅里」と称するほど梅を好んだ

らしい。

あいにく、わがふるさとの「ぶんご」も「八重豊後」もまだ咲いていなかった。




ひとつ〈おまけ〉みたいに嬉しかったのが、蠟梅の木が2本あり、そのうちの

1本は「素心蠟梅」だったことだ。黄色の花がひときわ明るく点っている

ようだった。





この寒い園内を恋人たちがちらほら歩いている。

いいなぁ、と思いつつ眺める。渋谷の繁華街のデートよりよほどこちらの

方がいいよね。こういうカップルは信頼できる。(笑)

神田上水跡のあたり、円月橋の小道に4・5人のカメラを抱えた男性が。

みなさん静止状態で声もあげず、水辺を見ている。

「なんなの?」と、わたしも足を止める。

翡翠(カワセミ)だ。

背中の青い羽根がひときわ美しいカワセミ。

浅い流れの魚を飛び込んで捕らえる。その瞬発力。

「バシャ」と音がしたと思うと、すでに小魚を口に銜えている。

そして、さっと水辺の木に止まる。




この動作をにわかカメラマンのおじさんたちと20分ほど眺めていた。



かくして、わたしの東京滞在の2時間ばかりが、過ぎた。


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