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2017年1月12日 (木)

母はかなしゑ

「ことしのお正月も、お雑煮を食べていない……」

こんなつぶやきを知ったら、母のわたしはどうすればいい?

不甲斐ないというか、なんにもしてやれない自分がなさけない。




先日のカルチャーで S さんが〈お年玉〉の話をしていた。

彼女にはお孫さんがまだいない。

お年玉をあげる孫がいないのだが、毎年、息子さんと息子さんのお嫁さんに

お年玉をあげるんだとか。お嫁さんが「おかあさん、逆です。わたしたちが

おかあさんにあげないといけないのに。」と固持するらしいが、Sさんは、

「わたしのあそびだから」と言って、受け取ってもらうらしい。


いい話だなぁ~と思って聞いていた。

わたしも、そうしたい。

息子にも、お嫁さんにもお年玉をあげたい。

とは、いえ、息子にはお嫁さんがいない。

いないというか、所帯を持つ気持ちがこれっぽっちもないのだ。

その上、わたしが母親として、べたべたするのを極度に嫌う。(嫌われたく

ないので、そ~っと見守るしかない。)





そんなこんなで20年はとうに過ぎて、冒頭のような息子のつぶやきである。

「おお、かわいそうに。」と言ってやることができないわたしも勝気(笑)か。
(ほんとは、かなしいんだよ。泣いているんだよ。)


今日はふたりで太宰府天満宮にお参りした。

毎年、新年の恒例の行事である。

飛び梅は、ことしは0・5分咲きくらい。去年より多少咲いている感じ。

絵馬を書いている息子を見守る。

こうして、2人で来れるのはいつまでだろう?と、考える。




そして、Sさんに見習って、息子にお年玉をあげた。

最初は受け取ってくれなかったけど、「かあさんのたのしみなの」と言って

無理遣り、貰ってもらう(笑)





ああ、やった~って、感じ。

小正月をあかるく過ごせそう。

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