« 歌集『一心の青』 寺島博子  角川書店 | トップページ | 『歌ことば100』 今野寿美  本阿弥書店 »

2017年2月 1日 (水)

ハートネットTV 「歌舞伎町の俳句集団」  NHK Eテレ

「歌舞伎町の俳句集団」を視聴した。

歌舞伎町俳句一家、その名前は「屍派」。



ぎりぎりのところで生きている人たち。

その人たちの生の確認でもある「俳句」。

俳句を作ることによって、ダメである自分自身が救われる、

とも語るのを聴いていると、あぁ、わたしとおんなじだな、と共感する。




境涯は多少違えど、自分自身が救われたいのだ。わたしも。

あるがままの自分でいたい、とも思う。(なかなか難しいことだが……)


       俺のやうだよ雪になりきれない雨は   北大路翼

       蒲公英は倒れてゐることが多い     五十嵐筝曲

       雑踏の中にざくざく在る孤独            白熊 左愉

       ライオンを愛したくても檻の中       咲良あぽろ

       君が死ぬ金魚じゃないから流せない   一本足 







みんな何かを抱えて生きている。

その何かをもひっくるめて、受け入れてくれる。

       居場所ならここにあったよ歌舞伎町


それが「屍派」なのか。

主宰の北大路翼なのか。





翼の〈翼〉はだいじょうぶ、か?

きさらぎのつめたい空を翔ぶことができる、のか?

翔び続けることができる、のか?

☆     ☆

なお、北大路翼の句集『天使の涎』の紹介を拙ブログ「暦日夕焼け通信」の

2016年7月1日に掲載している。




               

« 歌集『一心の青』 寺島博子  角川書店 | トップページ | 『歌ことば100』 今野寿美  本阿弥書店 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2032066/69440810

この記事へのトラックバック一覧です: ハートネットTV 「歌舞伎町の俳句集団」  NHK Eテレ:

« 歌集『一心の青』 寺島博子  角川書店 | トップページ | 『歌ことば100』 今野寿美  本阿弥書店 »