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2017年3月16日 (木)

高野公彦インタビュー「ぼくの細道うたの道」

「歌壇」の連載インタビューを毎月たのしみにしている。

聞き手は栗木京子さん。

4月号は第11回で、氏の4冊の本『うたの回廊』(柊書房)・『わが秀歌鑑賞』

(角川学芸出版)・『わが心の歌』(柊書房)・『短歌練習帳』(本阿弥書店)に

触れて話を進めている。

その中で『短歌練習帳』の「動詞の数は少なく」の話に注目した。

歌会やカルチャー教室などで交わされる「動詞が多すぎる」の言葉。

その取扱い方?というか、動詞を名詞化する方法は面白い。

「いい歌の動詞は一首平均二・八六」など、有意義な話であった。







「歌会では歌の批評だけやれ、無駄話はするな」の話は、以下のごとく。

       高野

       三か月に一度くらい、批評が始まる前に

       「前にも何度か言ってますが、ある歌を批評する場合、例えば

       犬の散歩している歌を採った時に、私も犬が好きで、私の飼って

       いる犬は〇〇で、何年前から飼い始め、私も近所を散歩して

       ますとか、そういう話はやめてくれ、歌の批評だけやってください」

       ということを言ってます。そのくらい無駄話が多い。


きびしくも面白い話が満載であった。

この対談の中で語られていた、「選者派遣制度」。

「コスモス」や「塔」の場合を知り、わが結社「未来」はどうなのかと、

思わざるを得なかった。




聞き手の栗木さんの絶妙な問いかけ、答える高野氏の真摯な答えがいい。










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昨日『死の棘』(島尾敏雄)を読了。

島尾夫妻の子どもの伸一・マヤの二人。

夫婦の日も夜もおかぬ凄絶な諍いを幼い二人が言う。

「もう、カテイノジジョウをしないでください」と。






一昨日と昨日、2日続けて外出。

白木蓮・雪柳・辛夷の花と、白い花ばかりが目についた。

風はまだ冷たいが、あと1週間もすればさくらの開花の便りが

聞けるかもしれない。



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