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2017年8月 5日 (土)

「南の島歌に潜む生と死」 朝日新聞  葉室 麟 執筆

本日、2017年8月5日の朝日新聞 地域総合版の「曙光を旅する」に

注目。1962年、奄美市での島尾敏雄の写真一葉と、特攻艇「震洋」の

格納壕の写真が掲げられていた。この格納壕を撮影したのは、

河合真人氏。実にすてきなアングルの写真である。


福岡県久留米市在住の小説家、葉室 麟 さんが奄美を訪れ、島尾敏雄

生誕100年の関連イベントに参加している。

イベントでの詳細な記述はないのだが、島尾敏雄が奄美で島の娘(ミホ)と

恋に落ちるロマン、そしてそののちの「死の棘」の世界を次のように記す。



        略ーー戦後、島尾とミホが向かい合った「死の棘」の世界は

        男女の生と愛を極限まで確かめようとする、あたかもギリシャ

        悲劇のような息苦しく、逃げ出したくなる日常だ。

         いずれも普通の人間には耐え難いもののように思えるが、

        その中から奇跡的な文学が生まれたと言える。ーー略


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2015年7月、念願だった奄美大島へ。

島尾敏雄の足跡を訪ねて、の旅だった。

加計呂麻島の呑之浦、

また、いつか訪れたい島である。

        ミホさんもマヤさんもともに眠る墓碑 島尾敏雄の『孤島記』の島

        岸の辺を洗ふ波音たぷんたぷん聴きつつふたり 二人のみなる

        呑之浦(のみのうら)のちひさな湾のみづの色みづの音さへ

        かなしきものを

        黄槿(はまぼう)の花を見しこと 身を委ね緩やかな波の音聴き

        しこと         歌集『秋光記』(ながらみ書房 2016年6月刊)



*     *

ところで、台風5号は停滞していて、奄美では大雨になっているみたいだ。

奄美市など3地域で避難勧告。

土砂災害の警戒が奄美市など5地域で出ている。(A・M10:00現在)

大丈夫かしら。

どうぞ、お気をつけてください。





博多の街は今日も暑い。

38℃の予報が出ている。

午後は、歌会。

みなさま体調、大丈夫ですかぁ。

お気をつけていらしてくださいね。

 

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