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2017年11月18日 (土)

「六花(とっておきの詩歌)」 VOL.2 六花書林

「少し長めの編集後記」を読むと、この冊子の由来というか、刊行経過が

わかる。VOL.1の刊行されたのは1年前。その時の反響に驚き、それならば

……ということでの、VOL.2であろう。


70ページほどの瀟洒な体裁である。

表紙の「六花」の蒲茶色(柿茶色)の文字がいい。

今回は「とっておきの詩歌」という企画意図のもとに編集されており、中堅・

若手世代の執筆者、20人ほど。

巻末に執筆者の略歴・近況を付しているのは、さすが書籍の編集者の

心意気を感じる。




鈴木竹志・松村正直・石井辰彦氏らをはじめとして、皆さんの文章は

この企画に真摯に取り組んでおり読み応えがある。

そのなかで「奥村晃作への16の質問」は、愉しい(?)読み物だった。

奥村さんの妻君が歌人ということを初めて知った。

           ③奥様は歌人の佐藤慶子さんですが、普段作品を

            見せたりしていますか。

           答え 作品を見せ合ったり、見せることは一切しません。





今号の企画とはちょっと離れるが、注目したのは、桝屋善成氏の「とって

おきの詩歌書」のページ。古書のコレクターとしてつとに有名(?)な、

氏ならではの本の紹介である。

1953年の『未来歌集』、それにサインしている9人の名前が見える。

吉田漱・細川謙三といまはこの世にいない人たちの名前が……なつかしい。

「今後は年一回発行くらいのペースを守りたい、と思う。」と、T氏が書かれて

いるのが頼もしい。

                 2017年12月5日   700円+税

         

寒い寒い1日。

書棚の整理をしていたら、本の間からはらりと落ちてきたハガキ。

そのハガキには「道浦母都子・河村盛明・大成憲二・……」などの10人の

サイン?がある。しかし、不思議なことにハガキの宛名はわたし宛ではない。

寄せ書きをしてこの宛名のかたに送ったものだろう ? か。

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