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2017年12月 5日 (火)

「その結婚、続けますか?」 下重 暁子  本 12月号  講談社

読書人の雑誌『本』の下重暁子の連載「その結婚、続けますか?」を読んだ。

「女達はいざとなったら、信じられない位強くなる。男達は知っている

だろうか」あたりで、なになに ! と真剣に読みはじめた。

今号の後半は島尾敏雄とその妻ミホのことが書かれている。

タイトルは、

          『死の棘』と愛の深淵

       --略

       この夫婦は二人共物書きであり、お互いを観察し、作品にする。

       作家としての業そのものの夫婦であり、妻の狂気は実は夫の

       ため、作品に生かすためのものであった。敏雄自身もそれを意識

       していたかもしれぬという「狂うひと」は、妻ミホのみならず夫も

       そうではなかったか。その意味も含めて、夫婦とは何か、愛とは

       何かをつきつけられる。--略




上記の抜粋は、『狂うひとーー「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社)の著者・梯

久美子の考察を借りながら、下重が自身の夫婦間の愛情を述べているが、

いずれにしても、夫婦のことは夫婦にしかわからない部分もあるだろう。

はたから見て、バランスが悪いとか、妻が虐げられていると思っても、その

当事者の妻自身がそれで幸せを感じているのであれば、それでいいだろう。

「その結婚、続けますか ? 」と、壊れることを勧める ? よりも

「この結婚、続けます。」と、宣言してもいいのだし、その方が建設的なような

気がするのだが……




     

気温が下がって、福岡の飯塚あたりは雪が降ったらしい。

明日はもっと寒くなるらしいので、「貼るホッカイロ」を買って来た。

明日は久留米行き。

電車の遅延がありませんように。

 

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