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2018年6月10日 (日)

田平(たびら)天主堂     長崎県平戸市

9日の土曜日に田平天主堂を訪れた。

お天気も上々で、海を眺めながら平戸大橋を渡った。

この教会は、1886年(明治19年)以降、黒島と外海から移住して来た

信者たちが造りあげた。黒島も外海も潜伏キリシタンが多かったが、

明治になってカトリックに復帰したフランス人神父が常駐して教会も

建てられた。




1918年(大正7年)、5月14日、歴代の信者たちの血の滲むような努力や

献身的な労働奉仕によってレンガ造りの聖堂が献堂された。

今年は丁度100周年にあたり、先月、祈念式典が行われ、天主堂の前庭に

記念碑が建てられていた。



わたしは信徒でもないのだが、堂内に入り、神に祈りを捧げた。

内部のリブ・ヴォールト天井をつくづくと仰いだ。




この教会を訪れる前に「焼罪史跡公園」を歩いた。

この公園はイタリア人宣教師のカシロ・ユンスタンツォ神父が禁教時代に

火刑に処された場所。

小さな公園で、ウグイスの声がきこえる静かな場所だった。

海を眺めながら、ウグイスの声をしばらく聴いていた。



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長崎から帰宅して新聞を整理していたら、9日付けの朝日新聞の夕刊に

「与助の教会に魅せられ」と大きな活字が目に飛び込んだ。


なんという偶然か、田平天主堂のことも記事の中にあった。

天主堂は勿論、鉄川与助が設計施工している。


今回は、「隠れキリシタン」と「潜伏キリシタン」の違いを学習することが

できた。今迄、総称として「隠れキリシタン」と呼ばれていたが、厳密には

隠れキリシタンとは、禁教を解かれたのちもカトリック教会に戻ることなく、

日本的な独自の民族宗教を信仰している人たちを指すそうで、平たくいえば、

アレンジしている ?ことらしい。(間違っていたら、ごめんなさい。)



今年夏の世界遺産登録を目指しているのは「長崎と天草地方の

潜伏キリシタン関連遺産」。きっと登録は成ることだろう。


田平教会で絵ハガキを買ったので、M さんに書く。

「恵まれた者、喜びなさい。主はあなたとともにおられます」 ルカ 1・26

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