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2018年9月 2日 (日)

季節の便り⑬ 夕顔(ヨルガオ) の花

待ちに待っていた夕顔(ヨルガオ)の花が咲きはじめた。

括弧内に書いているように正しくはヨルガオの花なのだけど、

ヨルガオなんて名前が好きでない。


   夕顔は花のあとに実が付き、食用または干瓢(かんぴょう)にする。

   ちなみに、源氏物語の「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる

   夕顔の花」「寄りてこそそれかとも見め黄昏れにほのぼの見つる花の

   夕顔」の、応答の「夕顔」は、ウリ科の正真正銘の夕顔みたいである。

 


まぁ、わたしは慣例に従って夕顔の花っていうことにして。

むかし作った歌を。


   ゆつくりと花びら開く夕顔は初々しくてせつない白ね

   ゆふがほの一つ二つと咲きはじめかの世の母にすこし近づく

                 『暦日』(角川書店 平成24年7月刊行)



夕顔の花が咲きはじめるこの季節は、夕暮れが待ち遠しい。

何度も何度も花を見るためベランダに。

かくして幸せな日曜日となった。

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