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2018年9月25日 (火)

『編集者の短歌史』  及川隆彦   はる書房  

「短歌往来」の現・編集兼発行人である著者の編集者体験記。

本書は、1977年から1984年にわたって編集した総合誌「短歌現代」での

さまざまな経緯を綴ったものである。


読み進めながら、多くの方々が鬼籍に入られていることを度々思う。

8年に及ぶ編集者としての日々に会った歌人・詩人・作家に寄せる

エピソードに興味が尽きない。


読みはじめたら、途中でやめることが出来ず読了。

(現実逃避みたいに読書に溺れている。)



溺れているといえば「九段花見のエピソード」など、不謹慎ながら笑って

しまった。

石田さんがお堀に落ちたこの章は「短歌往来」に掲載した時も可笑し

かったが、この石田さんが「組合結成」を働きかけ、「断交」まで決行

したのか。


石田さんの筆名は〇〇〇さんで「未来」にも在籍していた筈。

そういえば、むか〜し、むか〜し、石田比呂志さんと殴り合いのケンカした

のも彼だったような  ? 。違うかな。小中英之さんもその場にいて、たの

しかったな、あの夜は。ケンカというよりじゃれあい、だから。


谷川健一氏が、編集者体験のことを書くように勧めてくださったのも

頷ける。貴重な体験であり、歌人や詩人、作家のエピソードは書き残して

おくことに意義があると思う。


第2弾は、「短歌往来」時代のことを書いてほしい。

1985年から現在までを。

でも、まだ早いかな。現役だし…


                         2000円+税

                         2018年9月8日


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昨夜の「中秋の名月」は、当地は曇り空で残念。

しかし、夜中(11:30頃) には、雲間からおぼろにみえた。

夕顔が3つ咲いていた。

 

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