« 『短歌』 2018年11月号  角川文化振興財団 | トップページ | 「今、もっとも関心をもっている歌人」 山下 翔    梧葉 秋号 »

2018年10月30日 (火)

「ギンナンと茂吉」 風車   西日本新聞  2018年10月30日   

ペンネーム(竹若丸)さんの「風車」のコラム を読む。

大正9年秋、斎藤茂吉が佐賀県の古湯温泉に湯治に行った折のこと。

その日録には、「山の祠の公孫樹の下には、いつしか黄色に熟した銀杏が

落ちはじめて、毎朝、それを拾うのを楽しみ」を引用し、次の歌をあげて

いる。

       けふもまた山に入り来て樹の下に銀杏ひろふ遊ぶが如く


ところが、そのイチョウの枝に「ギンナン ヒロフコトナラヌ 持主」という木札が

下げられた…(略)


この話は中公文庫の『日本の詩歌』 (8 斎藤茂吉)の書で読んだ時、

面白い話だと記憶に残っている。



そして、何より古湯温泉といえば、過ぎし年「未来福岡歌会」の皆さんと

訪れたからだ。招聘していた大島史洋さんの希望もあり古湯温泉まで

行ったのだった。

当日は鳥栖駅からマイクロバスをチャーターした。

       ほとほとにぬるき温泉(いでゆ)を浴(あ)むるまも

       君が情(なさけ)を忘れておもへや      茂吉


古湯温泉の茂吉歌碑の前でみんなで写った写真を見ると、2014・4・6

とある。

あれから、もう4年も過ぎている。

五所美子さん、村山寿朗さんの顔も見える。香椎教室のMさんの顔も、

「陽だまり短歌会」のNさん、Tさんの顔も。

「茂吉通り」の矢印に沿って歩いたこと。

昼食のあと、歌合わせをしたこと。

みんな、みんな、懐かしい。


「風車」執筆の(竹若丸)さんって、たぶん、わたしが知っている人だろうな  ?

ずいぶん昔、短歌のことで尋ねたいことがあると、電話があった人みたいだ。

違うかな   ?

作家さんでもあるし…


こんやはなんだか懐旧の念しきりである。

« 『短歌』 2018年11月号  角川文化振興財団 | トップページ | 「今、もっとも関心をもっている歌人」 山下 翔    梧葉 秋号 »

文化・芸術」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2032066/74503814

この記事へのトラックバック一覧です: 「ギンナンと茂吉」 風車   西日本新聞  2018年10月30日   :

« 『短歌』 2018年11月号  角川文化振興財団 | トップページ | 「今、もっとも関心をもっている歌人」 山下 翔    梧葉 秋号 »