« 「私の作句信条」 月刊 俳句界  2018年10月号 | トップページ | 「ギンナンと茂吉」 風車   西日本新聞  2018年10月30日    »

2018年10月29日 (月)

『短歌』 2018年11月号  角川文化振興財団

10月号を読み終らないうちに11月号が届いてしまった。

今号の「知れば得する歴史的仮名遣い」は、とても参考になった

「座右特集」であった。

       
        *旧かな採用の作者も外来語については新かな表記に従い、

         発音通りに書く。カタカナ語は新かなに従うというのは誤り

         である。植物名、動物名など一般的にカタカナで書く際も、

         あくまで和語であれば旧かなに従う。 例 カハセミ・

         アサガホ・ヰノシシ・カツヲ・アウム・ニツクワウキスゲ。

           「間違えやすい歴史的仮名遣い一覧」    今野 寿美




そうだ、そうだと思いつつ熟読。

それにしても、以前より一つ気になっていることがある。

会話のカギカッコの中の言葉は皆さんはどうしているのだろうか。

先だっての教室で旧仮名遣いの作者がカギカッコの中だけ新かな表記に

していたことだ。結社によってそういう慣例 ? でもあるのだろうか。



気になったので、あれこれ調べてみたのだけれど、「塔」の花山多佳子さんも

「かりん」の藤室苑子さんも、カギカッコの中の会話も旧仮名遣いに統一して

いたことだ。花山多佳子さんの跋文のある佐竹澄子さんの歌集『燭の火』の

会話も旧仮名遣いになっていたようだ。




どなたか、教えてほしい。

きっぱりと(笑)、教示されると納得できるのだけど。(わたし自身は旧仮名

遣いにしている…)


ところで、この11月号は、第64回角川短歌賞の発表号だった。

「ディテールの手触りと読む喜び」のタイトルがいい。

山川築さんの「オン・ザ・ロード」の選考座談会で、永田和宏さん曰く、

        一つ一つのディテールの手触りに歌を詠うことの意味を

        込めている。


東直子さんの発した「『私』を消すという手法じゃないかと思う。」は、まさに

受賞のことばと符号するようだ。


山川築さんって「未来」の人だったのだ。

巧いなぁと、感嘆しきり。


cat      cat

このところ心身共に、へたばっていて立ち上がれない。

そんな時に限って、息子からメールが届く。

心が飛んで行ったのだろうか。


来年の彼の誕生日は、ふたりで祝えそうだ。

泣いてしまった。

泣いている自分に、感動  ?  して、よけいに、

泣いてしまった。

季は今、晩秋である。

 

 

« 「私の作句信条」 月刊 俳句界  2018年10月号 | トップページ | 「ギンナンと茂吉」 風車   西日本新聞  2018年10月30日    »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2032066/74495831

この記事へのトラックバック一覧です: 『短歌』 2018年11月号  角川文化振興財団:

« 「私の作句信条」 月刊 俳句界  2018年10月号 | トップページ | 「ギンナンと茂吉」 風車   西日本新聞  2018年10月30日    »