« 未来福岡歌会、本日は中止いたします。 | トップページ | ー人生の贈りものー  歌人 馬場あき子  朝日新聞 »

2018年10月 9日 (火)

季節の便り⑮ 金木犀の花

Nストアーの緑地帯の金木犀。

今年はじめて気づく香りだ。

買物をして角を曲がると塀の向こうの〇〇邸の金木犀の

芳香が追いかけてくる。

そういえば、もう晩秋 ?  に、なるのか。

ついこの前まで彼岸花、彼岸花と騒いでいたわたしなのに。

「あヽ おまへは何をして来たのだと…」

金木犀といえば、ただちに思い出す短歌がある。

故・竹山広氏の名前を詠み込んだ歌ながら、なんとも愉快な一首。


       「いつちよん好かん」竹山広云ひたりし金木犀は

       今年も零れ      田川喜美子歌集『何処へ』


       敬愛する竹山広をこのように歌う柔軟性。竹山広と身近に接した

       者のみが歌うことのできる「いつちよん好かん」の方言かもしれ

       ない。金木犀の濃密な香りは疎ましかったのだ、きっと。

                    「短歌往来」2018年8月号より




『何処へ』の書評より抜粋した。(恒成執筆)


出掛けると季節の推移を全身で感じる。

春日公園横の通りの銀杏並木が色づきはじめていた。

この真っすぐな道路は好きな通りだ。両側の銀杏並木の色づくころは、

コミュニティバスの「やよい」を下車して、歩きたい通りの一つである。

 

                金木犀ふりむく季節来てをりぬ     森川光郎

« 未来福岡歌会、本日は中止いたします。 | トップページ | ー人生の贈りものー  歌人 馬場あき子  朝日新聞 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2032066/74363948

この記事へのトラックバック一覧です: 季節の便り⑮ 金木犀の花:

« 未来福岡歌会、本日は中止いたします。 | トップページ | ー人生の贈りものー  歌人 馬場あき子  朝日新聞 »