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2018年11月 6日 (火)

「八雁(やかり)」   2018年11月

「八雁」の批評が充実している。

今号は、「不惑知命篇批評特集」。

鵜飼康東氏と、遠藤由希さん、佐伯裕子さんが執筆している。

遠藤さん、佐伯さんのお二人の批評はとても丁寧で、心が騒立たないで、

納得したり共感したりして、読了。




鵜飼氏とは1度何かの会でお会いしたことがあるが、なかなか鋭敏で

その放つ言葉も切っ先鋭い。



今号の「形容詞と副詞に配慮されたし」というタイトルが示すように、

かなりな〈上から目線〉(笑)的な批評になっている。

傍観者として読むには愉しい ? が、斬られた作者自身はどうだろうか。


鵜飼氏は佐藤佐太郎の信奉者で ?   かなりな昔、角川短歌賞を受賞

している。(調べてみたら、第20回 「テクノクラットのなかに」だった。) 

この時の受賞の言葉がなかなかショッキングだったように記憶している。

もう40年も前なのか。



今号の氏の批評の文体は「です・ます調」で書かれているものの、その

棘が喉に刺さったり、からだをチクチクと刺したり‥(笑)

でも、いまどきこのように過激な文章を書く人がいなくなったので、

刺激剤にはなっている。


わたしは、鵜飼氏の大半に賛同しつつも、やっぱり、作者の立場に

仮定すると、いたたまれない。





なお、阿木津英さんの「石田比呂志資料集 四十二」

地味な文章ながら、たいせつなことだと思う。

こうして書きのこすことは、先人を敬うことでもあるのだ。

 

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