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2019年4月 7日 (日)

『福岡の休日』川上信也 海鳥社

蔵書の整理をしていたら写真集『福岡の休日』が目にとまり、しばらくこの写真集を眺めていた。

福岡の四季を写真家の川上さんが写したもの。

「生まれたての朝を迎え、これまで見たことのない福岡と出会うためにーー。光と風に描き

上げられた一瞬の光景。(略)」の帯文のことばのように、いずれの写真も美しいのひとことに尽きる。

 

 

最初のページは能古島から望む日の出、福岡タワーが真っ赤な空にシルエットとなっている。

写真の美しさもさることながら、折々に挟められた文章が実にいい。

 

       福岡市沖にぽっかりと浮かぶ能古島。すぐ目の前に100万都市を望む。周囲8キロの小さな島。

       とある夏の日、風の香に誘われるがまま、フラリと島へ渡ってみた。気軽に味わえるちょっとした

       島旅という感覚で、気晴らしにはちょうどいい。船で10分渡っただけなのに、街とはまったく違う

       のびやかなる雰囲気が漂う。(略)

 

川上信也さんといえば、5年ほど大分県くじゅうで山小屋生活をしていたみたいだ。

下山後はフリーの写真家として活躍している。

この写真集には、桜の花や早良区椎原のれんげそう、志摩町のハマボウなども収められており、

見飽きない。

前原市加布里漁港よりの夕景は圧巻。「今日の夕焼けはいいねえ」漁師さんの言葉に実感がこもる。

 

                              2006年4月27日 第1刷発行

                                   2000円+税

 

☆    ☆    ☆

ところで、肝心の蔵書の整理だが、それがとても難儀なことで、始末するには忍び難く、

出したり戻したり、なかなかはかどらない。シリーズ本の購入が随分あって未だに処分するのに

迷っている。

     ①『愛の現代史』全5巻  中央公論社 昭和59年

     ②『王朝の歌人』全10巻 集英社 1985年

     ③『君も雛罌粟われも雛罌粟』渡辺淳一 上・下巻 文藝春秋  1996年

     ④『諧調は偽りなり』瀬戸内晴美 上・下巻 文藝春秋 昭和59年

     ⑤『青鞜』瀬戸内晴美 上・下巻 中央公論社 昭和59年

     ⑥『詩歌 日本の抒情』全8巻 講談社 昭和61年

                              等々

 

これらの書はソフトカバーでないし、とにかく厚い、かさばる。それが困るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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