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2019年10月22日 (火)

『現代短歌』2019年11月号 現代短歌社

巻頭作品「うたびとに死を」水原紫苑さんの100首を

ふたたびみたび読む。浅学なわたしには理解できない歌も

少なくない。

 

  白壁(しらかべ)の家に暮らしてまぼろしを書きやまざらむ

  うたびとに死を

 

掉尾の1首。この歌は自身の〈死〉を乞いねがっているのだろうか?

孤高なひとの、孤独なたましいを思い遣る。

水原さんの歌は旧仮名・旧字(正字)に惹かれる。

しかし、これを編集するのは大変だろうな、とよけいな心配をする。

 

さてさて、今号でショッキングな「お知らせ」を読む。

真野編集長の「小誌発行に関するお知らせ」。2ページにわたって書かれている。

 

   批評とは何か、を問い続けます。

   発売は奇数月の16日です。

   B5版です。

   電子判を廃止します。

 

お、お、と声に出しながら読む。

今後の発売は次号は11月16日、1月16日、3月16日と奇数月になる。

B5判といえば週刊誌サイズ。なかなか意表を突いていて愉しい(笑)

そして、「雑誌を手にした際の質感を大切にすべく、電子版は今号(75号)を

もちまして終了します。」と記す。

 

動いているなぁ、と、感嘆。

奥付の編集の名前に「藤井草平 廣野翔一」とあったけど、あの廣野さんなの?

気付かなかった~

9月号から廣野さんは編集に携わっていたのか。

 

 

 

 

  

 

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