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2020年8月20日 (木)

季節の便り(53) 日輪を隠す日光日日草   池田澄子

昨日の久留米市の気温は37・6℃だった。

暑かった。二番街のハンギングバスケットの日日草はそれでも逞しく、

しかも可憐に咲いていた。

 

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         日輪を隠す日光日日草  池田澄子(『ゆく船』所収)

 

漢字の「日」が4つ並んでいる俳句。

太陽の在処まで隠すような強烈な日光。

日日草の異名は、そのひぐさ・四時草(しじか)とも呼ばれている。

 

池田澄子さんの句集『思ってます』を寝しなに開く。

 

          佳い人ほど早く死ぬんですなんて素麺

          夏掛や逢いたいお化けは来てくれず

 

「わが晩年などと気取りてあぁ暑し」の池田澄子さんの句が身に沁む。

 

 

 

 

 

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