文化・芸術

2017年10月16日 (月)

「羽田圭介講演会 小説家というしごと 〜思っていることを言語化する〜」

福岡大学8号館831教室での講演にSさんを誘って出掛けた。

「〜思っていることを言語化する〜」って、短歌作りにも当て嵌まるような

気がしないでもない。

大勢の福大生に混じって、一般の方々もけっこういらしてたようだ。

写真のイメージ通りのかただった。

ジャケットの下のTシャツは自著の宣伝用 ?  だったのか、ちらりちらりと

見えた。(見せてくれた。 笑)

講演の内容を事細かくここで記すのは憚られる(?)が、

メモをとりたくなるくらい参考になることを語ってくれた。

 

          違う時代の、違う国の本を読む。

          自分を客体化する。

          書きながら考えていく。

          自分の考えを発酵させる。

          論理的な思考ができるだけでは、ダメ。

          情報をシャットアウトする。

          自分を否定するようなものにも触れる







二部では、福大生5人を檀上にあげての質疑応答。

初々しい質問、それに丁寧に応える羽田氏。

〈知〉に触れた2時間弱であった。





地下鉄福大前駅の並木のイタヤカエデが梢の方から紅葉がはじまり、

雨に濡れた緋色が美しく目に映った。

2017年9月29日 (金)

まいにち文化祭 2017年10月1日 日曜日

お知らせが遅くなってしまいましたが、

毎日文化教室の交流イベントが開催されます。

2017年10月1日(日曜日)

時間は11時〜16時

場所は、久留米市東町31-34の毎日文化会館。

当日は、ダンス・舞踊等の各教室による発表。

     展示部門では絵・書・手芸・生け花等の教室で制作した作品を展示。

     短歌教室では、昨年に引き続き合同歌集を制作。

     皆さんの作品とエッセイを掲載。

     会場にて「ちっご川 第2集」無料で配布します。
           (部数に限りがありますので、先着順)

           教室生の色紙や短冊の展示もあります。




     なお、茶道部門では、お点前を拝見しながらお茶とお菓子を

     いただくことが出来ます。


どうぞ、ご興味のあるかた、お近くのかたは覗いてみてください。

短歌教室では新入生を募集中です。

2017年8月23日 (水)

没後20年 特別展 「星野道夫の旅」  久留米市美術館

アラスカに魅せられた写真家の星野道夫の没後20年の特別展へ。


星野道夫の写真は、ホッキョクグマの親子を写しても、タテゴトアザラシの

赤ちゃんを写しても、ザトウクジラのブリーチングを写しても、その被写体は

生き生きと、いのちいっぱいに輝いている。





アラスカの平原を1000キロの旅を続けるカリブーの群。

夜空に舞うオーロラの神秘さ。

ワイルドクロッカスの可憐な花。

ヒメウズラシギの雛の愛らしさ。

牡に角のある馬みたいなムース。

山羊みたいなドールシープ。






等々、掲げられている大きな写真を飽かず眺める。

今回の特別展では250点の写真を5つの構成で紹介されていた。

自筆の文章や、手紙、愛用のカメラなども展示されてあった。


星野道夫は、アラスカに魅せられ、アラスカに赴き、1996年8月、

ロシアのカムチャッカ半島、クリル湖畔でヒグマの事故により急逝、

享年43歳だった。




 

星野道夫のことを知ったのも他ならぬ連れ合いの書棚であった。

『イ二ュニック』(新潮文庫 平成10年)

『旅をする木』(文春文庫 1999年)

『アラスカ 風のような物語』(小学館文庫 1999年)

『ノーザンライツ』(新潮文庫 平成12年)

『ぼくの出会ったアラスカ』(小学館文庫 2004年)





こうして並べてみると、いずれも亡くなったのちのものばかりである。

本日は、いちばん新しい(?) 刊行の『森と氷河と鯨』(文春文庫 2017年7月)を

お土産に購入した。喜んでくれるだろうか。






          「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、

     こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろう。

     もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに

     伝えるかって ? 」

          「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、

     いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

     「その人はこういったんだ。自分が変わってゆくことだって……

      その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

              『旅をする木』 「もうひとつの時間」より 星野道夫 









なお、没後20年特別展「星野道夫の旅」は、久留米市美術館にて、

9月3日まで開催されている。

2017年5月30日 (火)

「いもとようこの世界」 上野の森美術館

繊細でほっこりするような柔らかな色彩の「いもとようこ」の絵は、

誰でも一度は見たことがあるだろう。

貼り絵に着色するという技法がとりいれられている。

原画の展覧会は、パリ展、ボローニャ展に次いでの開催。

日曜日の上野は沢山の人出。

どこからこんなに人が湧いて来るのだろうと思いつつ会場へ。

チケットは栞になっていて4種類から選べる。

わたしは『ねこの絵本』(講談社)のネコの栞をゲット。

2匹のネコが並んで寝そべっている可愛い絵。

栞は紙質でなく、アクリル製?なので、長~く使えそう。

「おむすびころりん」・「おやゆびひめ」・「ブーのみるゆめ」など、いずれも

なつかしいという感情と共に観賞した。

親子連れがさすがに多かったが、わたしのように齢を重ねて、

絵本の絵に会いたくて足を運んだ人もいることだろう。


出口近くのショップも大勢の親子連れ。

買いたい絵本が手に届かないような、そして、レジにも長蛇の列。

かろうじて、『画集 いもとようこの世界』( 金の星社 初版 2009年7月)を

1冊購入。みなさん、2冊も3冊も絵本を買われていた。

なんだか、こころが豊かになったみたいで美術館をあとにした。

にぎやかな声がする方に向かうと、法被姿の男たちの掛け声がする。

湯島天神の五月大祭とかで、お神輿が出ていた。

「黒門町」や「元黒」の法被の背中文字。

やっぱり、お祭りはいい。

幼い子どもたちの祭りの衣裳も可愛らしかった。

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東京から送ったトランクが午前中に届いた。

わたしは、手ぶらで1日東京で遊んだのだ。

洗濯しなくちゃ。(笑)


2017年4月 9日 (日)

第55回 北九州芸術祭 短歌大会

本日9日、短歌大会は無事終了しました。

遠方からの参加者も多く、うれしいことでした。

わたしは11時より1時間の予定でお話をしました。

馬場あき子さんの『渾沌の鬱』、高野公彦さんの『無縫の海』、それから

春日真木子さん、橋本喜典さん、蒔田さくら子さんの総合誌の近作を引用

しながら「ことばの力」について、お話をした次第です。

短歌大会は午後1時からで、作品は134首集まっていました。

会場からも活発な意見が飛びかい、充実した短歌大会だったと思います。

終って、福岡からの出席の人たちと小倉城周辺をそぞろ歩きしました。

さくらの花が風で髪に、肩に、散りかかりとっても風情がありました。

今日は日曜日とあって、人出が多かったです。

さくらの見納めでしょう。



紫川に架かる小さな橋を渡って、タリーズコーヒーで T ラテを飲みました。

紫川の向こうには小倉城が見えます。川っぷちのさくらの花が綺麗で

眺めていると泣きたくなりました。

ことしの、この、さくらのことは、きっと、思い出に残ることでしょう。






帰宅して頂いてきた小さなブーケのお花を飾りました。

わたしの好きな「クリスマスローズ」と「わすれなぐさ」のお花でした。


みなさま、ありがとう。

ほんとうに、ありがとうございました。           miyoko

2017年2月15日 (水)

生誕140年 吉田 博 展    久留米市美術館

1876年~1950年の吉田博、生誕140年を祝い、代表作を含む230点を展示。

吉田博は福岡県久留米市生まれ。少年時代を浮羽郡吉井町にて過ごす。



明治27(1894)年に上京。明治32(1899)年には、片道切符で渡米。

デトロイト美術舘で作品を発表して成功をおさめる。………と、

経歴をなぞってみたものの、全く吉田博のことを今迄知らなかった。





今回、230点からなる展示作品を観賞。

明治の頃の日本の風景を描いた水彩画、雄大な高山を描いた油彩画。

そして、大正後期からの木版画など。6会場(室)に渡り、圧巻であった。





「絵の鬼」と呼ばれた吉田博。その描く絵は自然への真摯なまなざしが

感じられ、日本的情緒が香りたつ。遠い記憶の底をゆさぶるような明治の

日本の風景だった。






わたしは木版画の「帆船」の前に立ち止まった。

立ち止まり、そこから動けないくらいに魅了された。

「帆船 朝日」・「帆船 日中」・「帆船 夕日」と3枚の絵が並べて、掲げられて

いた。3枚とも同じ構図なのだが、光のグラデーションによって全く違う世界を

見るようでもあった。それは、緻密な計算のもとでのものか。或いは吉田博の

感性のなせる技なのか……そんなことを思いながら、立ち去り難かった。






出身地・久留米では初の回顧展というだけあって、入館者がとても多かった。

今日はお天気もよくて、コートを着ていると汗ばむほどだった。



      [前期] 2017年2月4日~26日  [後期]2月28日~3月20日

       福岡県久留米市野中町1015  会場 久留米市美術館

                   

2016年11月17日 (木)

第20回 全九州短歌大会  日本歌人クラブ

平成28年11月16日、鹿児島市の「城山観光ホテル」に於いて

第20回 全九州短歌大会が開催された。

出詠歌 1004首、入賞作品は「鹿児島県知事賞」をはじめ

「日本歌人クラブ賞」・「鹿児島県議会議長賞」・「鹿児島県教育委員会賞」・

「日本歌人クラブ九州ブロック賞」・など26首。

他に選者賞、優秀賞、佳作賞など。

    鹿児島県知事賞

    干せばすぐ乾く晴れ間がうれしくてざぶざぶ洗ふシャツも小犬も

                                 大分 近田千津子

 

当日は、平成28年度の日本歌人クラブ九州ブロックの優良歌集の表彰も

行われた。





     優良歌集

     『種子島の青』    吉原美保子著   鹿児島県

     『花の待針』      古賀 美智著   宮崎県



  

講演は、三枝昻之氏の「わが命惜しー長塚節再発見」。

鋭敏な自然描写について歌をあげて語られ、資料には「描写の鋭敏さ+

命の意識」の籠った歌なども取り上げていた。

自然との向き合いかたついて示唆を受けた。


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鹿児島の街には市電が走っている。

今回、気づいたのだが、西郷隆盛の銅像をはじめとして、

街のいたるところに銅像が建っていること、だった。

 

2016年10月28日 (金)

草間彌生さんのドットの世界

文化勲章受賞の発表があった。

草間彌生さん、87歳。

今なお現役でお仕事をなさっている。

ほんとうにスゴイ。




草間さんのドットの世界を知ったのは他ならぬカルチャー教室だった。

2011年8月9日、出された歌によって。





        真っ赤なる和紙に顔採塗りまくり草間彌生を思いて描く

                                   坂元 元子




「草間彌生」の熱烈なファンの彼女が滔滔と語るのを皆で聴き入った。

それから、彼女の導きによって草間彌生の大胆な極彩色のドット(水玉)の

世界を覗いた。


 

        「芸術は人生、命の全て」なんて、すてきな言葉だ。 


そういえば、岡井隆さんは文化功労者受賞。

おめでとうございます。

2016年6月30日 (木)

まいにち文化祭 2016 久留米毎日文化教室

久留米市一番街ギャラリーにて、久留米毎日文化教室の

合同発表会&合同作品展が7月5日〜10日に開催される。




今回、短歌教室は、冊子をはじめて作った。

皆さんには、短歌5首とエッセイを書いて頂いた。

作品集の名前は「ちっご川」。

展示期間中には、冊子を無料配布する予定。

興味のあるかたは会場にお出掛けください。




なお、7月10日(日曜日)には、多目的室・特設ステージにて、フラダンスや

日本舞踊、フラメンコ、カラオケ、ハーモニカなどの音楽と踊りがあります。

入場無料です。

2015年11月 4日 (水)

「九大短歌」 文学館倶楽部 №21

福岡市文学館発行の「文学館倶楽部」 №21 が届いた。

今号の「クローズアップ」には「九大短歌」のことが掲載されている。



7月に「九大短歌」の歌会にお邪魔して見学、山下翔さんに取材したもの。



この「クローズアップ」では、「九大短歌」の第二号の作品から、

真崎愛・凌若菜・南健太郎・松本里佳子・山下翔さんらの作品を

各1首ずつ紹介している。




この冊子は福岡市総合図書館・福岡市赤煉瓦文化館で頂けますので、

どうぞ、機会があれば、ご覧になってください。







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夜明け前の東の空の、星が美しかった。

下(地上に近い)の方から、金星・木星・三日月と斜めに並んでいた。

金星のそばには火星が寄り添うように輝いていた。

朝 6 時前のウォーキングも、このようなご褒美がある。

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